建設キャリアアップシステムは建設現場で働く人、また就業者を受け入れる建設会社双方にメリットのあるシステムです。
建設業に関わって次の現場(転職先)で活躍したくても、なかなか自分の経験や技術を生かせないケースがあったり、あるいは評価されない(給料が安い)ことがありました。
そういった状況を回避するため、建設キャリアアップシステムで下記をデータ化することが可能になりました。
・就業者の資格、免許
・就業者のスキル、技術
・就業履歴
・就業の役職
こういったことが明瞭になり、どんなスキルがあり、どんな現場で活躍していたのか建設会社も理解できるようになりました。
そのため、建設会社も信頼して採用することができますし、就業者の意向のミスマッチも減りつつあります。
技能者情報等の登録は本人、および建設会社双方が登録することになっています。
本人は所有している資格、免許、就業履歴など。
建設会社は商号や現場名・工事内容等を登録します。
登録された情報はカードとして発行されます。
日本人のみならず、外国からの実習生や出稼ぎ労働者も登録でき、個々のキャリアの統制が取れるようになってきました。
建設業界で働いたら、目に見える形で実績が登録されるのは嬉しいことですね。