工事用吸収剤は汚泥や油などの汚れを吸着するものとして使用されます。
特に危険物リストに載っているようなものは、こういった吸収剤で処理してから廃棄するのが望ましいです。具体的にはアルカリ、アルコール、溶剤、塗料、燃料など。
工事用吸収剤はシートタイプ、紙タイプ、スポンジタイプ、砂タイプなど様々なものが存在します。
吸着する素材によって最適な資材が使われます。
例えば、鉱物油や動植物油をよく使用する製造工場の機械周り、車両、ドラム缶では、こういったものを準備しておいて汚れが周りに広がらないようにシートを敷きを詰めて吸着させることがあります。
油や汚泥をそのまま排水に流してしまうと環境汚染につながります。
吸収剤に吸わせてから廃棄処理することが義務となっています。
吸収剤は用途を確認し、何に向いているか調べてから購入しましょう。
例えば油用の吸収剤には、「油吸着」、「油吸収」といった記載がされているはずです。
そして吸収させた後はどのような廃棄が可能か調べましょう。
少量であれば吸収剤に吸わせて、可燃ごみとして捨てることができます。
大量に残ってしまった場合は少量ずつに分けて廃棄するか、専門業者に依頼して廃棄を依頼しましょう。