外壁の塗り替え時期はいつがベスト?おすすめできない時期も解説!

外壁塗装を検討している際、いつ施工を行うべきか悩む方も多いかと思います。塗装工事は一年を通じて実施可能ですが、日本には四季があり、塗装に最適な時期が存在するのも事実です。

 

◇外壁の塗り替えに適した時期とは?

日本列島は南北に長く、北海道と沖縄では同じ月でも、気候条件が異なります。

外壁塗装は、気温が5℃以上で湿度が85%未満の日に行うのが最適です。この条件を満たす日が多い季節が、塗装に適した時期です。

地域によって差はありますが、快適で洗濯物がよく乾く季節が、塗装にも適していると考えると理解しやすいでしょう。

 

◇外壁の塗り替えに向いていない時期

外壁塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの3回にわたって塗料を重ねるのが一般的です。

雨の日は湿気が多く、日差しも不足するため乾燥が進みにくく、通常よりも乾燥に時間がかかります。

6月から7月の梅雨や台風シーズンは塗装工事が不可能ではありませんが、工事が長引く可能性があります。

 

◇12~2月の冬場

寒さや雪の影響を受けやすい冬場も、外壁の塗り替えに適していません。

塗料は気温が5℃未満、湿度が85%以上の環境では乾きにくいため、原則として塗装作業を避けるべきと『建築工事標準仕様書・同解説 JASS18塗装工事』に定められています。

特に雪が多い地域では、雪による工期の遅れや5℃を下回る日が多くなるため、冬場の外壁塗装はできるだけ避けた方が無難です。