道路の水勾配はどうなっているのか?

水勾配とは、雨水や汚水などの排水を目的として設ける緩やかな傾斜のことです。

ここでは、道路の水勾配について解説したいと思います。

 

◇水勾配とは?

水勾配(みずこうばい)とは、雨水や散水の排水をスムーズにするために、完全な水平ではなく、約3%の勾配を設けること、またはその勾配がある場所を指し、工事には専門的な知識と高い技術が求められます。

エクステリアでは、特に駐車場やベランダなど雨が直接当たる場所に、水勾配を考慮した設計で土間コンクリートを打設します。

 

◇道路における水勾配

道路の路面は完全に平らではなく、センターラインが高く、路肩が低い形状になっています。

断面で見ると、馬の背のように盛り上がった構造をしているのが特徴です。

この形状の目的は、降雨対策です。

日本は雨が多く、道路に水がたまると走行しにくくなるだけでなく、スリップやハイドロプレーニング現象のリスクが高まります。

そのため、道路には適度な水勾配(排水のための傾斜)が設けられ、雨水をスムーズに路肩へ流し、排水できるようになっています。

道路の勾配は路構造令で定められており、一般的な舗装路は3~5%、浸透機能を持つ舗装路は1.5~2%の傾斜が設けられています。

この水勾配のおかげで、日本の道路はスムーズな排水が可能になっているのです。