最近発売されている扇風機は省電力機能を兼ね備えたものが多くなっています。
従来の扇風機より消費電力が少なく、コスト面でも経済的負担が少ないのが特徴です。
例えば1日扇風機を8時間程度回したとしても5円以下のものが多いです。
弱で使用すれば1円にもいかないという扇風機も販売されています。
そして扇風機の有効活用は冷暖房機との併用。
「併用すると、それだけ電気代もかかってしまうから無駄になるのでは」とお考えの方もいらっしゃいます。
しかし、最近の扇風機は横に首を振るだけでなく、前後左右あらゆる角度で稼動してくれるので、冷気を室内でかき混ぜてくれる効果が見込めます。
空気の特性として暖かい空気は上にたまり、冷気は下にたまるという性質があります。
これを考えると、エアコンの上部に向けて扇風機を使えば、上に暖かい空気がたまらず、部屋全体の温度を下げてくれます。
扇風機を使えば1、2度ほど室温が下がると言われています。
その分冷暖房機の設定温度も上げられるので、コスト面でのメリットが生まれます。
特に冷暖房機は稼動直後の電力量が大きくなります。そういった意味ではエアコンのスイッチを入れた段階で扇風機も使うことをお勧めします。