「縁側のある家」のメリット・デメリット

古き良き昔の日本家屋には欠かせない光景だった、縁側。洋室が中心となった現代の一軒家では見かけることがほとんどなくなり、縁側を見たことがないという若い世代も増えてきました。

 

縁側とは、和室と家の外の間にある板張りの空間です。来客の際の気軽な対応や、お茶を飲んでくつろぐのにも便利な場所です。屋根のあるウッドデッキが果たしている役目にも似ているかもしれません。

 

昔の家屋には欠かせなかった縁側ですが、どんなメリットやデメリットが考えられるでしょうか。

 

○縁側のメリット

・夏涼しく、冬暖かい

 夏は暑い日差しが室内に入りにくくなり、逆に冬は日差しで温められ室内まで暖かくなります。

・団らんスペースになる

 晴れた日のくつろぎスペースになる、来客の際に縁側で対応できるなど、コミュニケーションスペースとして利用が出来ます。

 

△縁側のデメリット

・余分な土地が必要になる

 部屋の他に縁側と庭を作る必要があるため、敷地に余裕がないと縁側を設けるのは難しいでしょう。

・庭の手入れが億劫

 縁側を作るのであれば、やはり庭は必要です。季節に応じた手入れが必要なため、忙しい方には不向きです。

 

家をよりくつろぎの場所にしたい、ほっと一息つける場所が欲しいという方にも見直されている縁側。敷地に余裕があるのであればぜひ検討したいですね。