空気清浄機の仕組み

花粉やホコリ、PM2.5など、目に見えない細かな汚れを取り除いてくれる空気清浄機。現在の普及率は45%と、ほぼ半数の方が使用しているという調査結果も出ています。

愛用している方も多い空気清浄機ですが、どうやって空気を綺麗にしているのか、その仕組みを詳しくご存知ですか?

 

空気清浄機は、大きく分けて2つのタイプに分かれます。

 

①空気を「濾し」て綺麗にする

②イオンの力で汚れを「不活性化」させる

 

部屋の空気を吸いこみ、フィルターや静電気を利用して汚れをろ過し、綺麗になった空気を排出するというのが①の『空気を濾して綺麗にする』タイプの空気清浄機です。現在販売されている多くの機種がこちらの仕組みを採用しています。一方、②の『イオンの力で汚れを不活性化させる』タイプのものは、空気を吸いこむのではなくイオンを放出することで浮遊物質の働きを無効化するという仕組みです。

 

どちらが良いかというよりも、どんな目的で空気清浄機を使用するかにより適したタイプは変わってきます。花粉やホコリが気になる方は①、空気中のカビや菌、ニオイが気になる方は②など、より重視するポイントを考えて選ぶと良いでしょう。

また、空気清浄機はサイズや性能によって清浄能力が変わります。6畳用のものを12畳の部屋で使用しても十分な効果は得られません。使用するお部屋のサイズに合わせて最適なものを選ぶことで効果を発揮するため、その点もきちんと確認して購入するようにしましょう。