多くの住宅では、数年に一度の外壁塗装が欠かせません。外壁は経年と共に劣化が進むため、塗装をすることで新たな塗膜を作り、紫外線や雨風に耐えられる状態を維持する必要があるからです。
塗り替えで多くの方が悩むのが外壁の色です。一般的な単色塗装では物足りないと感じる方におすすめなのが、異なる素材や色を使用した多彩色塗装です。
多彩色塗装は、大きく分けて2つの方法があります。1つは階数や壁、あるいはお好みのパーツごとに複数のペンキを使用して色を塗り分ける方法です。アクセントカラーを入れることで平坦な印象を避け、単色に比べて高いデザイン性を求めることができます。
もう1つが、塗料に異なる材料を混ぜたり、特殊なローラーを使用したりして行う方法です。本物の石を使用したような風合いを出したり、凹凸を目立たせて意匠性のある壁に仕上げたりすることができます。単色に比べて高級感を出すことができるため人気の高い塗装方法ですが、職人の技量により仕上がりに差が出てしまうというデメリットがあります。依頼するのであれば、これまでの施工例が多い会社や実績のある会社をえらぶことをおすすめします。
塗り方ひとつで、がらっと印象を変えることができる外壁。お客様からのご要望もあり、多彩色塗装を積極的に行う会社も増えています。