土の締固め試験は何を調べるために行う?

土の締固め試験とは、土木施工管理技士の問題にも出題されることもあり、実際に現場で行われる試験です。土木の仕事に関わるのであれば必ず頭に入れておくべき内容です。

一般的には「突固めによる土の締固め試験」と言い、試験方法は日本産業企画(JIS)によって定められています。

 

土の締固め試験は、土の性質を調べるために行います。土は最適な水分量のときに最も大きな密度が得られますが、水が多いとドロドロになり、少なすぎると砂のようにボロボロと崩れてしまいます。土の性質によって最適な水分量は異なるため、土の締固め試験を行いこの数値を求める必要があります。

 

「突固めによる土の締固め試験」では、モールドと呼ばれる容器の中に試料となる土を入れ、ランマーと呼ばれるおもりを決まった高さから繰り返し落下させて締め固めます。このときに土が水を含む量(含水比)を6~8段階に変化させ、乾燥密度と含水比との関係を調べます。

 

この試験で求めた最大乾燥密度に対し、実際に現場でどのくらい締固めができたかを調べる試験が「現場密度試験」です。一般的には、『「現場密度試験」により得られた密度』÷『「突固めによる土の締固め試験」による密度』が90%以上となるように施工することが求められます。