紫外線や風雨にさらされている外壁は腐食や経年劣化などで傷みやすく、そのままにしておくと建物内まで被害が広がり建物の寿命を縮めてしまいます。
建物を長持ちさせるためにはある程度の時期が来ると外壁工事が必要です。外壁工事には既存の外壁の上から新たに塗料を塗って防水をする「塗装工事」や、同じく既存の外壁の上から新しい外壁を取り付ける「カバー工法または重ね張り工法」があります。
他には既存の外壁を撤去して新しく外壁を取り付ける「貼り替え工法」もあり、見た目が大きくかわるためリフォーム工事の一環としておこなわれることもあるようです。
外壁工事をおこなうと、建物の耐久性が向上して防水性や建物を湿気から守る効果があり、最近では断熱性や遮熱性に優れている建築建材を用いて省エネができる建物が人気があります。
料金は塗料工事が最も低く、次いで重ね張り工法になります。一番費用が高い傾向にあるのが貼り替え工法になります、
外壁工事をおこなう時期は戸建てであれば築10年前後を目安におこなうのが一般的です。
しかし、その前に外壁にヒビが入っていたり、シーリングが剥がれてしまっていたり、外壁の塗膜が剥がれてしまい剥離するようになると外壁工事のタイミングだと考えてよいでしょう。