防音室とは?防音室の用途と種類

家が密集している地域に住んでいると楽器を思いっきり練習したり、映画を見るときなど音漏れに気を使います。

そのため楽器を演奏する方のなかには部屋を防音室に改装する方もいるようです。

防音室とは簡単に説明をすると、壁や床、天井のすべての面を防音材で囲んでいる部屋のことで、使用されている防音材の重量が重く、厚みがあるものほど防音効果が高くなります。

防音室の用途はピアノやギターなどの楽器演奏をしたり、ホームシアターにして映画や音楽鑑賞、ゲームを楽しんだり、最近ではテレワークや動画の配信専用の部屋として使う方もいるようです。

 

防音室の種類は主に2つあります。

・ 簡易タイプ

テント生地タイプのものやブースタイプなど自宅で簡単に組み立てて使用でき、リーズナブルなので気軽に自宅に設置できる防音室です。ただ、簡易なぶん遮音性がそれほど高くないため完全防音にはならず、スペースが狭いので少し圧迫感があります。

 

・ ユニットタイプ

ヤマハやカワイと言った楽器メーカーから発売されていて、1畳未満のものから4~5畳のグランドピアノが設置できるような大きさまでサイズが豊富なので、部屋の広さや用途に合わせて選ぶことができます。防音機能もしっかりとしているので安心です。

 

・ 部屋全体を防音室にする

自由設計にすると部屋全体を防音室にすることや、音響も自分好みにすることもでき臨場感たっぷりの防音室が出来上がります。