構造用集成材の特徴や使い方と使用するメリットを解説!

構造用集成材とは、製材された板や小角材を乾燥させて見た目を整えて接着剤で接着した木材で、簡単に言うと木材の良いところだけを集めて成形した木材なのです。東南アジアではゴムの木を再利用して構造用集成材にするなど環境にも優しい一面があります、

構造用集成材は強度が高いため主に住宅の梁や柱・桁・土台などの構造に使われていて、国土交通省の告示に基づいて強度が定められています。

構造用集成材は、含水率が15%以下になることが構造用集成材の要件となっているため十分に乾燥されていて室温等の影響で寸法が狂いにくく製品自体が安定しているのが特徴です。

また、寸法、断面積によって大断面・中断面・小断面に分けられて、中断面や小断面は住宅の梁、柱、桁に使用され、大断面は学校や体育館、集会施設、寺院、教会などの大型の木造施設に用いられています。

 

構造用集成材を使用するメリットは耐久性や耐火性に優れていることや、木材を接着して製造するため天然に木を使用する無垢材にはできない幅や長さ。厚み等のサイズ調整ができることがあります。

他にも見た目が綺麗に見えるように化粧板を張り付けて高級感のあるデザイン性の高い木材にできることです。