「造作」を知って魅了的な家作りをしよう!「造作」の意味と大工選びのポイント

建築工事においての内装工事は複数の工程に分かれていて、「造作(ぞうさく)」は、室内の仕上げ前の工程のことで、造作の出来具合によって内装の良し悪しが変わってくると言っても過言ではありません。

主に壁や床、天井などの下地作業や、階段の建具枠の取り付け、出窓のカウンター、造り付け家具、鴨居・敷居・長押等の工事のことで、大工職人が現場で作業をおこないます。

他にも「造作」には建物内部の水道や空調設備や部材のことも「造作」と呼び、賃貸契約が終了した際に、借主が建物内に備え付けた造作を家主に時価にて買取らせる権利を「造作買取請求権」と言います。

 

「造作」によって家の内装が決まるため。内装を満足いくものにさせるためには大工選びが重要になります。

まず、大工選びは「木材の特性を熟知しているのか」、そして「造作の実績が豊富なのか」がポイントです。

これは、内装工事で使用する木材に色々な種類がありそれぞれの目次ごとに特性が違い、どこにどの木材を使用するのかは大工に委ねられます。

また、造り付けの家具や少し変わった間取りにしたい場合は、細やかな作業と職人ならではの技が必要です。そのため、造作を依頼するなら木材について熟知をしていて経験豊富な大工を選びましょう。