窯業系サイディングはセメントに繊維質を混ぜ合わせて板状に形状した外壁材で、セメントに繊維質を加えることで補強効果が高まるため、薄い板でも十分な効果が得られます。
そのうえデザインもタイル調やレンガ調など様々なデザインの対応が可能で、色のバリエーションも豊富でデザイン性に優れていて、機能性も高いため日本で使用されているサイディングのほとんどが窯業系サイディングです。
まずは、窯業系サイディングにはどのような特徴があるのか見てみましょう。
・ 防火性に優れている
窯業系サイディング基本的に耐火性の高い素材を使用しているため、種類によって防火等級は異なりますが防火性に優れていて最高レベルの4等級を持つものもあります。
・ コストが抑えられる
工場で規格生産をしているサイディングボードをそのまま使用するため工事期間が短くすむことです。
・ 品質が安定している
以前よく使用されていたモルタル素材は、職人が仕上げていくため職人の技術によって製品に差が出てきますが、窯業系サイディングは工場で生産されるため、品質が安定しています。
窯業系サイディングの注意点はメンテナンス周期が短いこと、熱が蓄積しやすいため遮熱効果や断熱効果のある塗料を使用するのがおすすめです。