私たちの生活に欠かせない道路を安全にスムーズに通行できるようにするためには道路舗装は重要です。

ここでは、道路舗装の種類をまとめています。

◇　アスファルト舗装

砕石や砂等を加熱アスファルト混合物とを加熱しながらローラーで敷きならして転圧を行う方法で、一般的な道路舗装としてよく見かける方も多いのではないでしょうか。

アスファルト舗装の道路は防水性・透水性に優れていて工事期間が短く、コストは安いですが直射日光に当たると表面が高温になりやすく、定期的な補修が必要になります。

◇　コンクリート舗装

セメントと砕石、クラッシャランを混ぜ合わせて道路基層の上に敷いて養生をしていく方法です。

アスファルト舗装に比べると耐熱性に優れていて、道路の表面が高温になりにくく補修費が安いのが特徴です。

デメリットは施工に手間がかかり、工事期間が長いうえにコストも高い等がありますが、最近では耐久性や環境に負荷がかからないことからコンクリート舗装を使用する工事が見直されるようになりました。

◇　特殊舗装

特殊舗装にはアスファルト混合物に顔料を混入して道路の表面を変える「着色舗装」や、雨水が舗装面に溜まらないようにする「排水性舗装」があります。