サイディングとは外壁に張る仕上げ材の一種で、数ある外壁材の中でも人気があり多くの住宅で使用されています。
サイディングが登場するまでは、職人が手作業で仕上げていくモルタル壁(塗り壁)が主流でしたが、工期に時間がかかるうえに、職人の腕によっては品質に差が出ていました。
1990年以降はサイディングが登場して段々とシェアを広げていったのです。
サイディングの特徴を見てみましょう。
◇ サイディングの特徴とは?
サイディングの大きな特徴は耐水性に優れていて、そのうえコストが安いことです。
他にも耐天候性に優れていて、カラーがデザインも豊富にあり、規格化されているため品質も安定しているため現在では住宅の住宅の70%以上がサイディングの外壁材を使用しています。
◇ サイディングの種類は?
・ 窯業系サイディング
セメント質と繊維質を混ぜてできたもので耐震性・防火性に優れ、デザインが豊富でコストも安いので人気のサイディングです。
・ 金属系サイディング
ステンレス等の鋼板を使用しているので、メンテナンスフリーで防水性が高く耐天候性にも優れています。
・ 木質系サイディング
天然の木を使用しているので自然の温かみがあるデザインになりますが、水に弱いためこまめなメンテナンスが必要です。
・ 樹脂系サイディング
樹脂成型されているので耐天候性に非常に優れていて軽量です。