土間コンクリートの基礎知識と仕上げの種類について

地面をコンクリート舗装する工事を「土間コンクリート」と呼ばれています。

今回は、土間コンクリートの基礎知識と仕上げの種類についてまとめいます。

 

◇ 土間コンクリートとは?

土間コンクリートは地面に砕砂や砂利を敷き込んでその上に生コンクリートを流して3層構造になっています。

生コンクリートを流し込む際に「メッシュ筋」と呼ばれる網目状に溶接されている金網を入れてひび割れを防止します。

 

◇ 土間コンクリートの仕上げの種類

・ 金鏝(かなごて)仕上げ

一般的な土間コンクリートの仕上げで表面がツルツルに仕上げる方法です。

金鏝仕上げはコンクリートを流して平にしてと言う作業を何度が繰り返して表面をツルツルにしていきます。

そして、最後に表面が完全に固まった状態になると薄いコンクリートで仕上げる方法で、「一発仕上げ」とも呼ばれています。

ただし、表面がツルツルしているので滑りやすく、雨の日には注意するようにしましょう。

 

・ 刷毛引き(はけびき)仕上げ

表面をほうきが掃いたように仕上げる方法で金鏝仕上げと同じく数回に分けて生コンクリートを流し込み、最後に刷毛目(はけめ)を付けて仕上げます。

費用が安いため駐車場などの広範囲で使用されていることが多く、滑りにくいため車椅子を使用する場合にはおすすめです。