基礎は家づくりの土台となる大切な部分で、家の寿命にも大きく影響を与える部位です。

理想の家づくりのためにも基礎の意味や種類を知っておきましょう。

◇　基礎工事とは？

基礎工事とは土地と建物を繋ぐ大切な部分です。

建物を建築する際にはまず土地の上に基礎土台を作り、その上に建物を建築していくため丈夫で長持ちする家づくりのためには基礎工事はとても大切な工事です。

基礎工事は地盤調査をしてどのような地盤なのかを確認することから始まります。

そして地盤調査後、地盤の状態や建物の種類を考慮して、地盤に合った基礎工事を行うのです。

◇　基礎工事の種類

・　杭（くい）基礎

地盤が軟弱な場合は固い地盤のところまで杭を深く打ち込みます。

杭基礎は今まで建物を建てたことがないような土地に等に多く用いられ、深い部分まで杭を打ち込むため地震に際の液状化防止にもなります。

・　直接基礎

地盤がしっかりとしている所では、地盤に直接基礎土台を作る直接基礎の工法が用いられます。

直接基礎には床全体にコンクリートを敷き、床下に空間を設ける「ベタ基礎」や、柱や壁等の建物の負荷がかかる部分にコンクリートを打設する「布基礎」、床下に空間を設けないように砂利やコンクリートを敷き詰める「SRC基礎があります。