モルタルとは?用途や特徴を詳しく解説!

モルタルは住宅の外壁に使用されている建材の一種です。

一般的にはモルタルは「セメントモルタル」または「プレーンモルタル」と言われていて、普通セメントと砂を水で練り合わせています。

セメントと砂の配合は用途によって調整されますが、一般的にはセメントが1に対して砂が3です。

ここでは、モルタルの用途や特徴をまとめています。

 

◇ モルタルの特徴

モルタルは無機質なので耐火性に優れていて不燃性でもあるためたとえ燃えたとしても有毒ガスを発生させません。

また、コテを使用して仕上げ等に使用するため平面に仕上げたり、パターン模様を付けたりと自由度が高いのも大きな特徴です。

 

◇ モルタルの用途

モルタルの主な使用箇所は用途によって分かれます。

補修目的であればコンクリートやモルタルの欠損部分やクラックの補修に使用されます。

仕上げ用途では土間やスロープの素地や階段の仕上げに使用され、タイル貼りや石材貼り、コンクリートブロック積みの接着剤としての役割もあります。

特に最近では目時がないモルタル仕上げを好む方が多く、顔料を混ぜて好みの色にする方が増えているようです。

他にはペンキや塗装、防水、タイル、ブロック塀等の下地としてもモルタル使用されています。