住宅の塗装と言えば外観をきれいに見せるためと言うイメージがありますが、実はそれだけはありません。

家を守り、家の寿命を長くするためにも塗装は必要な工事なのです。

ここでは、家の塗装をする3つの目的を詳しく解説します。

◇　美観のため

家を塗装するひとつめの目的は美観のためで、古い家でも塗装工事をするだけで外観は新築住宅のようにきれいになります。

また、塗装をする際に違う色の塗料を選ぶと今までとは違った雰囲気になり、イメージチェンジも楽しめます。

◇　家を保護するため

塗装後には外壁に塗膜ができるのですが、それが外壁の中に雨水が侵入するのを防ぎ、紫外線等の外からの影響を最小限にしてくれます。

塗膜がなければ外壁の劣化を早めてしまい、家の寿命が縮めてしまうのです。

ただし、塗装の効果は時間の経過と共に薄れるため10～15年を目安に塗装工事をするようにしましょう。

◇　機能性を付加する

塗料には様々な種類があり、用途に合わせた塗料を選べば機能性を付加することも可能です。

人気があるのは「防水性」「防カビ性」「遮熱性」「断熱性」「低汚染性」のある塗料で、同じ機能でも塗料メーカーによって若干違いがあるため、選ぶ時は塗料ごとの機能をしっかりと確認しておきましょう。