最近「エコ住宅」という言葉を聞くようになりましたが、「どのような住宅なのかわからない」と思う方も多いようです。
そこで、ここでは「エコ住宅」の基礎知識を解説しています。
◇ そもそも「エコ住宅」ってどんな住宅?
「エコ住宅」とは家の断熱性や気密性を高めて、冷暖房などのエネルギー量の消費を抑えた住宅のことです。
例をあげると、外壁や屋根などを断熱性の高い素材のしたり、ドアや窓を断熱・気密性の高いものを使用したりして外気の侵入を防ぐことで、冷暖房機器で使用するエネルギーを少なくします。
◇ 「エコ住宅」の種類
・ 長期優良住宅
安全に長く住むことができる家を長期優良住宅と呼んでいます。
具体的には耐震性や省エネ対策が国の定めた基準に満たしていて、審査にクリアすれば長期優良住宅として認められます。
・ 認定低炭素住宅
「必須項目」と「選択項目」があり、それぞれに定められた基準をクリアしていることで認められます。
・ ZEH
ZEH(ゼッチ)は、「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略です。
省エネ対策によって消費するエネルギーを抑え、太陽光発電などを利用して年間のエネルギー消費量を+-0にすることを目指した家です。
・ LCCM住宅
LCCM(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス)住宅とは
家を建設をするときから廃棄まで二酸化炭素の排出を極力抑えた住宅のことを指します。