豪雪地域では冬になると雪対策は欠かせません。
数ある雪対策のなかに「消融雪工事」があります。
「消融雪工事」とは、除雪するための装置や機材を設置するための工事で、消融雪工事には主に散水型と無散水型があります。
◇ 散水消融雪工事
散水消融雪工事は、地下水を利用してノズルやプロテクターにて散水をして雪を溶かしていく設置工事です。
道路にポンプを設置して地下水を汲み上げて、パイプを通じて道路に散水する方法で、冬場でも地下水は13~14℃と暖かいので、雪を十分に溶かすことができます。
道路に設置されているスプリンクラーは雪が降り始めるとセンサーが察知して散水し、雪が止むと散水が自動的に止まるようにセンサーが付いているのが多く、なかには手動タイプもあります。
◇ 無散水消融雪工事
地中に熱伝導の高い地中熱交換機(パルプ)を埋設して、パイプに不凍液を循環させて地中の熱を採取して放熱をさせるための装置を設置する工事です。
自然エネルギーを活用するのでランニングコストを削減できるのが大きな特徴です。
種類によっては夏は太陽光で暖められた舗装版を冷却して、その熱をストックしておき冬場にエネルギーとして使用できるタイプもあり、再生可能エネルギーを活用しているので環境に優しいと注目を集めています。