建設業界における「アーチ」とは?アーチ形の有名な建築物をご紹介!

「アーチ」は弓状や半円形の形で、建築物では門や窓、入り口、橋等のに用いられています。

建築物以外では祝典の会場に設ける門や、「虹のアーチ」のような弓状のものを例える時や、野球であホームランの「アーチ」と表現することがあります。

建築物でのアーチは、主に石やレンガを用いて圧縮する力で積み上げていき、「キーストーン」と呼ばれる楔石を頂点にして形成されています。

アーチ型の建造物は世界中に存在し、特に有名なものをご紹介ましょう。

 

◇眼鏡橋(日本 長崎)

1634年に興福寺2代目住職黙子如定が架設した「眼鏡橋」は日本最古のアーチ形の石橋として知られています。

 

◇錦帯橋(日本 山口県岩国市)

日本を代表するアーチ形の橋と言えば錦帯橋です。

日本三大名橋のひとつの錦帯橋は、全長が193.3mの木造の5連アーチ橋で主要構造部は釘を一切使用しておらず、組木の技術によって建築されている貴重な建築物です。

 

◇国立オペラ座(オーストリア ウィーン)

ウィーンの国立オペラ座は、1869年に建てられたルネッサンス様式のアーチ型建築物は歴史を感じさせる建物です。

ヨーロッパにあるオペラ座の中のでも格式の高さは群を抜いており、専属オーケストラのウィーン国立歌劇場管弦楽団は世界でも一、二を争う人気管弦楽団です。