工事現場での立会人「相番」の役割とは?

工事現場では「相番」が必要になることがあります。

ここでは、「相番」の役割について詳しく解説しています。

 

◇「相番」ってどんなことをするの?

工事現場である工事をする際に、その工事を作業をする職人ではないけれども、間接的に関係がある職人が立ち会うことを「相番」と呼んでいます。

わかりやすく言うと、コンクリート打設工事を直接行うのは土木業の職人です。このような場合の相番は電気設備業者や配管業者が立ち会うことをが相番」なのです。

なぜなら、電気設備工事や配管工事は直接コンクリート打設工事とは関係はありませんが、電気設備工事業者や配管業者がコンクリート内に埋設している配線や配管に問題がないかを見届けるために相番をして立会います。

「相番」は現場監督がいるような大規模な工事現場で用いられることがほとんどで、戸建て建設現場ではほとんど行われることはありません。

コンクリート打設工事以外では、外構工事でも相番を行うことがあります。

 

 

「相番」は立会い人と言う位置づけですが、実際は多少手伝いをさせられることが多いため、相番を好まない職人も多いようです。

また、「相番」は「合番」と表示されることもありますが、どちらも同じ意味です。