木材は人工的に作られたものではないため、同じものはひとつもなく、品質にバラツキガあります。
しかし、JAS規格にを受けた木材は確かな品質と性能を持つ木材です。
ここでは、「JAS」について解説しています。
◇そもそも「JAS」とは?
JASとは「 Japanese Agricultural Standard」の頭文字を取ったもので、日本語に訳すると「日本農林規格」です。
1950年に施行された「JAS法(日本農林規格等に関する法律)」に基づき認証されることで、一定の品質を保証した木材で「JAS構造材」と呼ばれています。
JAS規格の合格すると製品に「JASマーク」と呼ばれる規格証票を付けて出荷・販売することが認められています。
◇JAS構造材の特徴
2019年6月に改正建設基準法が施行されて、木造建築物が準耐火建築物として建築できるようになり住宅以外の建築物の木造が奨励されるようになったのです。
そこで、重要なのが建築する建材です。万が一トラブルになった時でも、JAS構造材は品質が確かなので安心して利用できます。
また、近年は、シックハウス症候群防止を目的に木材を使用する建築材が増加していて、これからも木材の需要は益々増えていくと予測されます。