樹脂アングルの特徴とメリットを解説!

「樹脂アングル」とは塩化ビニール樹脂でできたアングルピースのことです。

ここでは、樹脂アングルの特徴とメリットを解説しています。

 

◇樹脂アングルの特徴

樹脂アングルはドイツで開発されたもので、断熱性が非常に高いのが特徴です。

そのため、北米や北欧なのでの寒い国々では広く普及していて、韓国では約80%が樹脂アングルを採用しています。日本では北海道や東北などの寒い地域ではよく採用されていますが、他の地域ではあまり採用されていませんでした。

しかし、最近では断熱性や気密性の高さを重視した住宅が注目を集めるようになり、樹脂アングルが注目されてます。

 

◇樹脂アングルのメリット

樹脂アングルのメリットはやはり優れた断熱性です。

従来のアルミアングルに比べると熱伝導率は約1/1000と言われていて、外気温が室内に伝わりにくいため室温を安定させることができるため室内は快適です。

そして、冬場には外気との温度差が生まれにくくなり、結露の発生を防ぐので、カビやダニが発生しにくくなります。

また、樹脂アングルは気密性も優れているため、外からの音が伝わりにくい防音効果も期待できるのもメリットだと言えるでしょう。

ただし、導入コストが高く、紫外線に弱いので変色しやすいのが難点です。