耐震診断は何をするの?耐震診断の費用と流れについて

日本列島は4つのプレートに囲まれているため、いつどこで地震が起こってもおかしくない国です。

そこで、ここでは耐震診断についてを解説しています。

 

◇耐震診断とは?

耐震診断とは大きな地震が起きても建物が倒壊しない強さがあるのかを調査することです。

地震が起こるとまず初めにP波と呼ばれる下から突き上げるような衝撃が起こります。P波は重力で相殺されるので、衝撃が大きくてもそれほど大きな被害は出ません。

しかし、その後に起こる表面波は横揺れを起こします。そして地震の規模が大きいほど横揺れが激しくなり、建物に大きな被害を与えるのです。

そのため、耐震診断では横揺れ(水平力)の検討が重要になります。

特に2000年(平成12年)以前に建てられた建物は現在の建築基準法で定められている耐震基準とは異なるため、耐震診断をすることをおすすめします。

 

◇耐震診断の流れと費用

耐震診断の流れは、診断依頼→予備調査→診断レベル決定→現地調査→耐震診断計算→耐震性の評価報告を受け取る。

耐震診断は専門の知識と経験が必要で、建築士あれば誰でもできるものではなく、「耐震技術認定者」が耐震診断を行うのが一般的です。

気になる耐震診断の費用の木造住宅で延床面積が120㎡程度の面積で40~50万円で、これはあくまでも目安になり、条件や構造により異なることを理解してください。