「吹き抜け天井」とは一階部分の天井と二階の床を設けずに、二階以上にまたがってできている天井のことで、階段や玄関によく用いられています。

◇吹き抜け天井の魅力

吹き抜け天井があると建物内部がより広く感じられます。 特に上方に広がる空間が視覚的な広がりを与え、部屋全体の開放感を高めます。

また、吹き抜け天井は建物に関して、美しい要素として活用デザインされます。 空間の立体感や独特の形状が、建物の外観や内部のインテリアに魅力を与えてくれるでしょう。

もう一つは、窓を設置すると自然通風を促進して建物内の空気の循環を改善します。

高い窓からの自然風や気流が下方に降り立ち、室内の空気を循環させることで冬季には暖かい上に逃げることができないため、室温を一定に保ち快適な空間となります。

◇吹き抜け天井の注意点

建物内の空間が広がるぶん空調が効きにくくなり光熱費が高くなることや、開放的な空間なので音が響きやすいこともあります。

LDKに吹き抜け天井を用いると、食べ物の匂いが室内全体に充満することもあるため注意しなければいけません。

また、吹き抜け天井に照明器具を設置することが多いと思いますが、電球交換やメンテナンスがしにくいのが難点です。

そのため、LED電球等の寿命が長い電球を使用する等の対策をするようにしましょう。