プレハブはいつからあるの?プレハブの起源と用途について

プレハブとは工場で製造された部材を、現地で組み立てられる建築物や構造のことを指し、プレファブリケーション(prefabrication)を略したもので、正確には「プレハブⅬ工法」と呼ばれています。

主に、一時的に利用する建築現場での事務所や仮店舗等で活躍していて、最近では住宅用途として恒久的に使われるプレハブ住宅も登場しました。

 

◇プレハブの起源

プレハブの起源は諸説ありますが18世紀に登場したという説が一般的です。植民地時代に自国で木材を製造して、それを植民地に運んで組立たのが始まりです。

そして、アメリカのゴールドラッシュの時には短期間で建設できる簡易の宿泊施設として用いられていたそうです。

 

◇プレハブの種類

・木材系

ツーバイフォー工法のように木板パネルをはめ込んで組み立てます。工期が短く断熱性や気密性も高めです。

 

・ユニット系

工場で箱型ユニットを制作をして現場に設置する方法です。工場内で箱型のフレーム内にトイレやキッチン、電気配線まですべて制作をして、トラックで現場まで運んで設置するだけです。

 

・鉄骨系

工場にて軽量鉄骨の基礎を制作して、現地でパネルを組立て作ります。丈夫なので住宅として用いられることもあり、柱の本数を調節できるので間取りの自由度が高いのが特徴です。