防災設備の目的を種類を詳しく解説!

近年、自然災害や火災などの災害に備えることが重要視されています。

「防災設備」とは人や建物、財産を災害から守るための設備です。

 

◇防災設備の目的

防災設備の目的は「災害から建物と人を守り、災害が発生した時は、早期に災害を感知し、発生を知らせ、人々の迅速な避難を助けて安全を確保すること」です。

万が一火災が起こった時にも設置された防災設備にて適切な初期消火を行えば、火災が広がらず被害が小さなうちに鎮火することができます。

 

◇防災設備の種類

・消化設備

「消火器」「屋内消火栓設備」「屋外消火栓設備」「スプリンクラー設備」などの設備で、駐車場の泡消火設備や、サーバルーム等に使用されるガス系消火設備も含まれます。

 

・警報設備

「自動火災報知設備」「ガス漏れ火災警報設備」「非常警報器具」は火災やガス漏れなどの発生を検知し、警報ベルなどを鳴らして建物内の人に報知するための設備です。

最近では通信機械室やサーバルーム専用の火災早期検知システムについても普及が始まっています。

 

・防火設備

「防火シャッター」「防火扉」「防火ダンパ」が火災を遮るために設置します。

 

・避難設備

非難を誘導する目的には「避難はしご」「誘導灯」。

 

・消火活動用設備

火災時の煙の被害を防ぐために「防煙設備」があります。