「モジュラーホーム」の基本とプレハブ住宅との違い

モジュラーホームとは建築の手法の一つで、工場で事前に製造されたモジュール(部品やセクション)を現地で組み立てて作られる住宅の形式です。

 

◇モジュラーホームとは?

各モジュールは、基本的には完成品として工場で製造され、その後トラックやトレーラーで現地に運ばれ、現地で組み立てられます。これにより、早期に住宅を建てることができる利点があります

また、工場内で生産されるため、品質管理がしっかりとされているので製品に一貫性があり、高い品質の住宅が提供される安心感があります。

モビールホームとの違いは、モビールホームは「工場で組み立ててから車で運搬する」のに対して、モジュラーホームとは「工場で部品だけ製造し、現地で組み立て」ます。

 

◇プレハブ工法との違いは?

建築プロセスでの違いはモジュラーホームでは工場で事前に製造された各モジュールを現地で組み立てて作られます。

一方でプレハブは、建物の一部または全体が工場で事前に製造され、完成品に近い状態で現地に運ばれる建築手法の違いがあります。

次に完成形態の違いではモジュラーホームは基本的には通常の住宅として見た目も機能も変わりません。

プレハブは建物全体または一部が工場で製造されることから、内部の仕上げや設備などは現地での作業が必要な場合があります。