「ラーバン地域」と言う言葉を聞いたことがありますか？

ラーバン地域とは都会の「アーバン(urban)」と田舎の「ルーラル(rural)」を合わせた合成語で、都会と農村の中間地帯のことを指します。

◇ラーバン地域とは？

アーバン地域は1915年、アメリカの著名な農村社会学者C．G．ギャルビンが推奨した、「Rurbanism（ラーバニズム／都市と田園の共生）」が由来です。

近代化により、都会に産業が集中して農村等の田舎が孤立したことに対して、都会と田舎の融合させたコミュニティの概念で、アメリカでは「ラーバンコミュニティ(Rurban community）」と呼ばれています。

都会ではなく、田舎でもない中間したいのことをラーバン地域と呼び注目されるようになりました。

◇ラーバニストの誕生

コロナ禍以降、大都市への人口や産業の一極化を避ける動きが活発になり、都会にこだわらない生き方を選ぶ方が増加しています。

ラーバン地域の良さが注目されて、都会からラーバン地域に移り住む人が増加しています。

新しいライフスタイルとしての「ラーバン地域への暮らし替え」をする人が増えたことで、生活・コミュニティ空間としての地方都市や田園のよさを再認識されました。