煉瓦(れんが)の特徴を種類について詳しく解説!

煉瓦(れんが)とは、粘土、岩、および水を混ぜて練り、形に詰め込んで焼いて硬化させた建築材料で、一般的には直方体の形状を持ち、一般的には赤茶色の色合いです。

この煉瓦は古代から建築やエクステリアデザインなどの様々な用途に使用されてきました。

 

◇煉瓦の特徴

  1. 耐久性と断熱性: レンガは自然素材で、耐久性が高く、また断熱性も抜群。

  2. 耐火性: レンガは高い耐火性を持ち、火災の際に建物を保護する役割を果たします。

  3. 耐水性: 吸水性が低いため、耐水性が高く、劣化しにくいです。

  4. 景観性: レンガはテクスチャーや色合いに個体差があるため、景観性が高い建材として利用可能。

 

◇煉瓦の種類

・普通煉瓦

普通煉瓦はJISによると、建築、土木、造園などのさまざまな用途に使用されることが規定され、赤い色合いを持つものが多いため「赤レンガ」としても広く知られています。

 

・化粧煉瓦

化粧煉瓦JISによれば、外断熱工法やれんが積み(添積み)工法など、構造には関わらない外壁装飾工事などに使用されるレンガとして規定されています。

 

・舗装用煉瓦

舗装用レンガは大型車が頻繁に通行しない広場などの舗装に使用されるレンガとして規定されています。

そして50 mm、60 mm、または80 mmの厚さを持ち、舗装面での使用を前提として、曲げ強度、透水性、滑り抵抗性の性能基準が設けられています。

また、透水性に優れ、ヒートアイランド現象を抑制する保水性を備えていることが特徴です。