植栽工事は敷地内の外構に植物を配置する工事を指します。

厳密には造園工事の一部で、主に草木の植え込みに関わる工程を指していて、庭に木を植えたり、生け垣を作ったりする作業が含まれます。

他には、公園や広場の植栽や遊歩道の建設など、広範囲な場所での植栽工事も含まれます。

植栽工事は個人の住宅だけでなく街全体の緑化にも貢献し、地域全体の景観が向上し、住みやすい環境を整えるためには欠かせない工事だと言えるでしょう。

◇住宅に植栽工事をする際のポイントとは？

植栽工事を行う前にその植栽の目的を明確にして、目的に応じて適した植物を選ぶことがポイントです。

たとえば、植栽の目的が目隠しであれば、枝葉が密生する常緑樹などがおすすめです。

また、テラスやウッドデッキに木陰をつくることが目的なら、夏に葉が茂り、冬に葉を落とす落葉樹を取り入れると、夏場は日差しを遮り、冬には日差しを取り入れることができます。

植栽の目的を明確にすることで、適した植物が見つけやすくなります。

また、外構スタイルに合わせて植物を選ぶことで、外構との調和を図るとスッキリとした空間になり、統一感のあるエクステリアを実現できるでしょう。

植物を選ぶ際には環境に適応できない場合もあるので、日当たりや水はけ、風通しなどを確認したうえで植栽の種類を選ぶことも大切です。