瓦屋根と金属屋根、それぞれの特徴を解説!

 

瓦屋根と金属屋根。

どちらも馴染みの屋根素材です。

ここでは、瓦屋根と金属屋根のそれぞれの特徴を解説しています。

 

◇瓦屋根

一般的な瓦は粘土を焼いて成型しますが、他の原料も使用されることがあります。

瓦には和瓦と洋瓦の2種類があり、和瓦は伝統的な日本家屋に用いられる瓦で波打った形状を持ち、釉薬を用いた釉薬瓦(陶器瓦)や、釉薬を使わない無釉瓦(むゆうがわら)が有名です。

瓦は焼いて作っているため、雨水などによる外的要因による劣化や破損が起きにくく、そのうえ耐久性がとても高く、割れてもその部分だけを交換するだけでいいのでメンテナンスしやすいのが特徴です。

 

◇金属屋根

金属屋根は金属を板状に加工して屋根に使用するものです。

以前は一般の住宅では瓦屋根が主流でしたが、最近では金属屋根のガルバリウム鋼板が一般的です。

瓦屋根との大きな違いはその重さで、金属屋根は軽量であり、軽量な屋根は地震に強く、日本のような地震多発地域では軽量な屋根は適しています。

また、隙間が少なく、雨漏りのリスクが低いのも特徴です。

金属屋根は加工が簡単で様々な形状に自由に加工できるため、デザイン性にも優れているため、リフォーム工事で人気の素材です。