【太陽光発電 】家庭用と産業用の違い

太陽光発電は「住宅用」と「産業用」に分かれているのをご存知でしょうか。

ここでは、それぞれの特徴を解説します。

 

◇住宅用太陽光発電の特徴

住宅用太陽光発電は、出力が10kw未満の太陽光発電です。

低電力ながらも住宅に設置しやすく、自宅の屋根を利用したりカーポートや外壁に設置することが一般的です。

屋根に設置する際には架台を使ってパネルを固定する方法や、垂直設置と呼ばれる方法もあります。

また、住宅用太陽光発電はFIT認定を受けると通常は余剰買取方式が適用され、認定年から10年間固定価格で電気を売電できます。

自宅や自社で消費した分の電力を差し引いた余った電気を売電でき、電気代の節約効果を最大化でき、余った電気を売電できるのは光熱費削減も可能です。

 

◇産業用太陽光発電の特徴

10kW以上の産業用太陽光発電設備は、約130㎡以上の土地や屋根スペースがなければ設置できず、そのための特定の場所が必要です。

企業の場合は空き地の他に工場や大規模な建物の屋根、大型のカーポート、さらにはため池などにも設置が可能。

ただし、水上に太陽光発電を設置する場合は、設備を浮かせたり固定したりするための工事が必要です。

FIT制度の買取方式は住宅用太陽光発電と異なり細かく区分されていて、出力により異なります。