気を付けたい!買ってはいけない、中古物件の特徴をは?

新築物件よりも同じ条件でも価格が安いことから、注目されている中古物件。

しかし、なかには買ってはいけないよう注意物件も存在します。

 

◇土地で見極める

一戸建てでは境界杭がない場合はトラブルの可能性が高まります。

隣地との境界が明確でないと、隣地のブロック塀や庭木が越境しているなどの問題が発生しやすくなり、不動産業者の相談でも解決できない場合は購入を控えた方が賢明です。

また、再建築不可物件の建築基準法に違反している物件や建ぺい率や容積率オーバーの物件は住宅ローンの借り入れができないためおすすめできません。

 

◇建物で見極める

1981年6月以前の旧耐震基準の家は、地震に弱く倒壊のリスクが高いためできるだけ避けるべきです。

マンションの場合は空き室が多いということは、管理やメンテナンス費用を支払う住民が少ないことが考えられます。

そのため維持費や修繕費の負担が増え、将来的に建物の劣化や維持が難しくなる可能性があります。

 

◇災害リスク

ハザードマップは、特定地域の災害リスクを地図上に示したもので、地震や洪水、津波、高潮、土砂災害などの危険性を示します。

これを見ることで、どの地域がどのような災害にさらされる可能性が高いのかを把握することが可能です。

不動産会社は物件の購入に際して、重要事項説明の一環としてハザードマップを提示し、特に水害リスクに関する情報を説明する義務があります。

ただし、この説明は通常、売買契約の直前に行われ、物件を検討する段階で詳細な情報を提供することはありませんので、こちらから確認をしましょう。