意外と知られていない!雨どいの役割と重要性について

雨どいはほとんどの戸建てに取り付けられている物で、屋根の軒先に取り付けられた筒状の物のことです。

塩ビが使用されていますが、他にも銅や合成樹脂、アルミニウム、ガルバニウムなど、さまざまな種類があります。

 

◇雨どいの役割

雨どいの役割は、屋根から流れ落ちる雨水を集め、地上や下水に排水することです。

屋根に降った雨水は軒先から雨どいを通り地面に排水されます。

雨どいは雨水を一箇所に集め、適切に排水する役割があり、目立ちまでんが建物を守るために非常に重要な役割があるのです。

 

◇雨どいがないと、どうなるのか?

雨どいがないと、以下のような不具合が起こります。

  1. 雨音が大きい:雨水が屋根の軒先から直接地上に落ちることで、雨音が非常に大きくなり、住宅街などの周囲にお家があれば騒音のトラブルにも繋がります

  2. 建物の汚れが目立つ :屋根から流れ落ちた雨水が破風板や軒、外壁を伝って流れるため、建物の汚れが目立つようになります。

  3. 建物の劣化が早まる :雨水が隙間やひび割れから建物内部に浸入し、劣化を早める原因になり、そのうえ雨垂れによって地面が浸食され、基礎部分にダメージを与える場合もあります。

  4. シロアリの発生:劣化に伴って、湿地帯を好む「シロアリ」も発生しやすくなり、基礎に使われている木部などを侵食してしまいます。