目的ごとに工法が違う!解体工事の種類について解説!

 

建物にさまざまな構造や大きさがあるのと同じくらい、
解体工事の種類も方法も異なってきます。

ここでは、目的ごとの解体工事の工法をご紹介します。
◇木造住宅を建替える

 木造建築には日本の伝統的な木造軸組工法(在来工法)や木造枠組壁工法(ツーバイフォー工法)などがあり、なかには混合工法として、1階が鉄筋コンクリートで2階が木造という建物も存在します。

これらの建物は、一般的に手作業と重機を組み合わせて解体するのが一般的です。
木造軸組み工法に比べて、木造枠組壁工法の方が耐久性がたかいため解体に手間がかかりやすく、費用も高くなる傾向があります。

◇鉄骨造の建物
鉄骨の種類には、「軽量鉄骨造」と「重量鉄骨造」の2種類があります。

戸建て住宅では鉄骨を使用することはまれであり、使用する場合は主に軽量鉄骨造が使用され、一方、重量鉄骨造は大型ビルやマンションなどの建設に使用されます。

鉄骨造の建物は、木造に比べてクレーンやショベルカーなどの重機を使用する割合が高く、解体にかかる日数もかかります。
◇鉄筋コンクリート造の建物
木造や鉄骨造よりも解体が難しく、費用も高くなります。
また、鉄骨造と同様に鉄筋コンクリート造の建物にも杭が打ち込まれている場合がありますので、事前にその確認が必要です。