地盤沈下が起こりやすい土地の特徴について

地盤沈下とは、土地が徐々に下に沈んでいく現象です。

一旦地盤が沈下すると、通常は自然に元の高さに戻ることはありません。

そのため、住宅を建てる前に地盤がしっかりとしているか、事前に確認することが非常に重要です。

 

◇地盤沈下が起こりやすい土地の特徴

軟弱地盤を見分けるにはいくつかの方法がありますが、土地探しの段階である程度の地盤の特徴を予測することも可能です。

 

・新しく埋め立てられた土地

2011年の東日本大震災の影響で発生した千葉県浦安市の液状化現象では、50~60年以内に造成された比較的新しい土地での液状化被害が目立ちました。

地盤の硬さや土質、造成方法によって異なりますが、新しく埋め立てられて土地は、地盤が緩いため地盤沈下が発生する可能性があります。

 

・地中に水分を多く含む地盤

日本の都市部では河川改修などでもともと水辺だった場所が、埋め立てられて道路や住宅地として活用されています。

かつて水辺だった地域は地中に水分を多く含むため、地盤が弱いため大きな地震があると液状化する可能性があるのが特徴です。

 

・傾斜地

南向きの山の斜面を切り開いて造成された土地は、景色や日当りが良く人気がありますが、造成方法によっては注意が必要です。

斜面を平坦化して宅地とする方法には、「盛土」と「切土」がありますが、盛土された場合は、盛土材料や締め固めによって不安定な地盤となる可能性があります。

また、盛土の重量によって下部の地盤が変形し沈下することもあるようです。