スマートハウスを導入してできる事と、導入時の注意点について

HEMS(home energy management system)を利用して家庭の設備や家電を制御し、消費エネルギーを最適化する住宅を「スマートハウス」と呼びます。

スマートハウスは、創エネ(再生可能エネルギーの活用)、蓄エネ(エネルギーの蓄積)、省エネ(エネルギーの節約)の3つの要素を運用し、これらをHEMSが管理・コントロールします。

 

◇スマートハウス導入後の生活の変化

スマホのアプリでコントロールするためリモコンが必要なく、リモコンがたくさんあって、置き場所に悩むことはありません。

外出先からスマートホームアプリを使用してエアコンを事前に操作し、部屋を暖めておけるので寒い自宅に帰ることもなくなります。

 

 

◇導入時の注意点

スマートホームは、インターネットとデバイスを接続することで機能するため、安定したネットワーク環境が重要です。

また、発電設備や蓄電池、HEMSなどの導入には、高額な初期費用が必要です。

例えば、太陽光発電システムの設置費用は、2020年時点で1kWあたり28.6万円が平均で、つまり、5kWの太陽光発電を設置する場合、143万円ほどの費用がかかりることになります。

スマートハウスの導入や維持には、これらの高額な初期費用とランニングコストを考慮する必要があることを知っておきましょう。