インターネットやWi-Fiの環境整備に欠かせないネットワーク工事。
最近では自宅のネットワーク機器を自分で設置・設定する方も増えていますが、すべてのネットワーク工事が自分で簡単にできるわけではありません。
工事の内容によっては専門的な知識や資格が必要になる場合もあります。今回は、ネットワーク工事に資格が必要なケースや、自分でできる範囲についてわかりやすく解説します。
◇自分でできる?
ネットワーク工事には、内容によって「資格が必要な工事」と「自分でできる工事」があります。
たとえば、家庭内でWi-Fiルーターを設置したり、LANケーブルを配線したりする程度であれば、特別な資格は必要なく、自分で作業することも可能です。
ただし、電気工事を伴う場合は「電気工事士」の資格が必要です。
大規模な通信回線の敷設や公共インフラに関わる工事は、法律で有資格者の施工管理が義務付けられており、専門業者に依頼するのが一般的です。
◇ネットワーク工事を自分でする場合のメリットとデメリット
ネットワーク工事は自分でも行えますが、メリットとデメリットがあります。
自分で行えば業者に依頼するよりもコストを抑えられ、自分の都合に合わせて作業できるのがメリットです。
一方で、配線の失敗やトラブルのリスクがあり、慣れていないと作業に時間がかかることや、必要な道具も自分で準備しなければならないことがデメリットだといえるでしょう。