アスファルト防水とは?工法の種類と特長を解説!

建物の防水工事によく用いられる「アスファルト防水」です。

ここでは、アスファルト防水の工法とその特徴を解説します。

 

◇アスファルト防水とは?

アスファルト防水とは、液体状のアスファルトを使用して形成される防水層で、ビルやマンションの屋上などで広く採用されています。

 

◇アスファルト防水の種類

アスファルト防水の工法には大きく3つの種類があります。

・熱工法

アスファルトを熱して溶かし、2〜4枚のルーフィングシートを重ねて防水層を形成する工法です。

非常に強力な接着性から優れた防水性を発揮しますが、アスファルトを溶かすために高温が必要であり、その際に特有の臭いや煙が発生します。

 

・冷工法

「常温粘着工法」とも呼ばれていて、改質アスファルトシートを使用し、裏面に強力な粘着性を持つことで防水層を形成します。

熱工法と異なり、溶融アスファルトを使用しないため、強い臭いが発生することもありません。ただし、接着性は熱工法ほど強力ではないため、防水効果が低下しやすいのが特徴です。

 

・トーチ法

トーチ工法では、改質アスファルトシートを使用し、トーチバーナーで裏面をあぶって溶かしながら複数枚重ねて防水層を形成します。

溶融釜のような設備を必要とせず、接着性を高められ、また、臭いや煙も軽減できます。

ただし、施工不良によるあぶり不足などは不具合を引き起こす可能性が高く、施工会社の技術レベルに左右されるため、注意が必要です。