遮光等級による明るさの違いについて

日本のカーテン業界では、ほとんどの場合、一般社団法人日本インテリア協会(NIF)の基準に基づき「遮光率」が測定され、等級ごとにランク分けがされています。

「遮光カーテン」は、遮光の程度に応じて3つのレベルに分類されます。

遮光率が99.40%以上の遮光3級を下回るものは、「非遮光カーテン」となります。

◇1級遮光

最も遮光性の高い1級遮光カーテンは、遮光率が99.99%以上で、ほとんどの光を遮断します。

このため、強い日差しが差し込む場所や寝室など、光をほとんど通したくない場所で特に役立ちます。

1級遮光カーテンの中には、100%光を通さない「完全遮光カーテン」も含まれており、外部からの光を完全に遮断したい場合に最適です。

完全遮光カーテンは、映画鑑賞や昼間にぐっすりと眠りたい時などに使われることが多く、遮光性と快適性を重視する方に選ばれています。

 

◇2級遮光

「遮光はしたいが、光も程よく入れたい」そのような場所におすすめです。

日中の日差しをある程度抑えつつ、室内を暗く保ちながらも、完全に真っ暗にするわけではないため、相手の顔が見える程度の明るさを保つことができます。

 

◇3級遮光

光を遮りながらも外の明るさをほんのり感じられるのが特徴です。

日中の強い日差しを軽減したい場合に最適で、特にまぶしい窓に取り付けることで、室内の眩しさを和らげつつ、完全な暗さにはならないため、空間に適度な明るさを保つことができます。