ガルバリウム鋼板は、近年、建築業界やリフォーム業界で注目されている魅力的な素材です。
ガルバリウム鋼板は、建物の外壁や屋根、さらには雨樋やテラス周りの建築材料として幅広く利用され、普及率が急速に高まっています
今回は、ガルバリウム鋼板が選ばれる理由をご紹介します。
◇軽量で施工性に優れている
1995年の阪神・淡路大震災を受けて、瓦屋根が地震に弱いとの印象が広まりました。
の後、2011年の東日本大震災や2016年の熊本・大分地震、2018年の大阪府北部地震が続き、この印象は一層強まります。
この背景から、建物への負担が少なく割れにくい金属屋根材、特にガルバリウム鋼板への関心が高まったのです。
ガルバリウム鋼板は軽量で運搬しやすく、施工効率も高いため、被災地の復興で広く利用され、結果としてガルバリウム鋼板の知名度は急速に上昇し、全国的に普及しました。
◇耐久性が高い
ガルバリウム鋼板は、日本の高温多湿な気候に適した建材で、非常にサビにくいため耐久性の高い外装材です。
メッキ層に含まれるアルミニウムの割合が高く、アルミメッキ鋼板に近い耐熱性を持っています。
そのため、他の建材では温度収縮による劣化やひび割れが見られることがありますが、ガルバリウム鋼板はその心配がほぼありません。