愛車を守り、暮らしの利便性を高めるために役立つのが、「ガレージ」や「カーポート」です。
しかし、「ガレージとカーポートの違いがよくわからない」や「どちらを設置すべきか決められない」といった人も多いのではないでしょうか。
◇カーポートとは?
カーポートは、屋根と柱で構成された簡易的な車庫で、車を雨風や汚れ、落下物から守り、雨の日でも楽に乗り降りできます。
また、拭き掃除や洗車の回数が減り、手間と費用を削減でき、車のダメージを軽減することで寿命も延びます。
◇ガレージとは?
ガレージとは、出入り口を除く3方向が壁で囲まれ、屋根がある建物です。
出入り口にはシャッターがついているものと、シャッターなしで開放されているものがありますが、いずれもガレージとして分類されます。
主に駐車場や作業場、倉庫として使用されることが多いです。
◇カーポートとガレージの違い
まず、構造の違いでは、カーポートは屋根と柱だけで構成されており、ガレージは屋根と三方の壁、入り口のシャッターで全体が覆われています。
そのため、施工方法も異なり、カーポートは柱を立てて屋根を取り付ける簡易的な工法で、ガレージは基礎工事を行い、本体を組み立てる本格的な建物です。
これにより、ガレージはカーポートより設置費用が高く、車1台分の場合、カーポートは20万円程度、ガレージは40万円以上かかります。
また、カーポートには固定資産税はかかりませんが、ガレージには構造上、固定資産税が課税されます。