
快適で経済的な住まいづくりのために、建物の「断熱」や「省エネ」の仕組みを知ることはとても大切です。
今回は、環境を守りながら光熱費も抑えられる一石二鳥な家づくりの基本について、わかりやすく解説します。
■外の暑さや寒さを家に入れない「断熱」の役割
住まいの省エネを進める上で、最も重要になるのが「断熱(だんねつ)」です。
断熱とは、壁や床、天井の中に熱を通しにくい材料(断熱材)を入れたり、窓に複層ガラスを使ったりして、家全体を魔法瓶のように包み込む仕組みを指します。
これにより、夏の強い日差しによる熱が室内に伝わるのを防ぎ、冬は暖房で温めた空気が外へ逃げるのを防ぎます。外の気温に左右されにくくなるため、一年を通して室内の温度変化が少なく、快適に過ごせるようになります。
■使うエネルギーを減らす「省エネ」の工夫
しっかり断熱された家では、エアコンの効きが良くなるため、使う電気の量を無理なく減らすことができます。
さらに、消費電力の少ないLED照明や、少ないエネルギーでお湯を沸かせる高効率な給湯器などを組み合わせることで、家全体の省エネ性能がより高まります。
このように「断熱で熱を逃がさない工夫」と「高効率な設備でエネルギー消費を抑える工夫」が合わさることで、地球環境への負担を減らしながら、毎月の光熱費の節約につながります。