
建て替えや土地の売却にともなう初めての解体工事は、何から手を付ければよいか戸惑うものです。
スムーズに引き渡しまで終えるために、施主が知っておきたい事前の準備と、着工から完了までの大まかな流れを見ていきましょう。
■トラブルを防ぐ事前の手続きと近隣へのご挨拶
解体工事を始める前には、大切な準備があります。
まず、電気やガスなどのライフラインの停止手続きや、必要な届け出の確認・手続きを行います。
さらに重要なのが、近隣の方々へのご挨拶です。工事中は騒音やホコリが発生し、重機を積んだトラックも出入りします。
そのため、事前にスケジュールや安全対策について丁寧に説明し、理解を得ておくことが、ご近所トラブルを未然に防ぐための重要なポイントになります。
■着工から更地になるまでの大まかなスケジュール
実際の工事は、騒音やホコリを防ぐためのシートを建物の周囲に張る「養生(ようじょう)」から始まります。次に、窓ガラスや内装などを手作業で取り外した後、重機を使って建物本体を解体していきます。
建物がなくなったら、地中に古い基礎や埋設物が残っていないかを確認し、最後に土を平らにならす「整地」をして完了です。
一般的な規模の木造住宅であれば、着工からおよそ1〜2週間程度で更地の状態になります。