
家族の年齢や身体状況が変化すると、住まいに求められる使いやすさも変わっていきます。段差や手すり、動線などを見直し、将来を見据えたバリアフリー住宅のポイントを確認しましょう。
■家族の変化を見据えたバリアフリー設計
バリアフリー住宅では、室内の段差を減らしたり、廊下や出入口の幅を確保したりするなど、移動しやすい環境を整えることが基本です。
特に玄関や廊下、トイレ、浴室などは、日常的に利用する場所だからこそ、家族の身体状況に合わせて検討する必要があります。
手すりについても、立ち座りや移動の際に支えとして使える位置を考えて設置しましょう。また、家具や収納の配置を見直し、通路を狭くしないことも大切です。
現在の暮らしだけでなく、将来的な生活スタイルまで考えながら計画することが、長く使いやすい住まいにつながります。
■住まいの状況に合わせた改修ポイント
既存住宅をバリアフリー化する場合は、家族が不便を感じている場所を把握したうえで、優先順位を決めて改修を進めることがポイントです。
例えば、玄関や浴室、トイレなどには手すりを設置し、床の段差や滑りやすさを確認します。
浴室では、出入りのしやすさに加えて、立ち座りや移動時の動作も考慮するとよいでしょう。
ドアについては、開閉方法や出入口の幅が使う人に適しているか確認します。
すべてを一度に変更するのではなく、家族の生活動線や将来的な介助の可能性などを踏まえて、必要な箇所から改修していく方法もあります。
住まいの構造や状態によって適した工事は異なるため、専門家に相談しながら計画しましょう。