
年齢を重ねても住み慣れた自宅で暮らし続けるためには、早めのバリアフリー化が効果的です。
どこから手を付けるべきか迷ったときに役立つ、将来を見据えた住まいづくりのポイントと優先順位について分かりやすく解説します。
■安全性を高めるなら玄関や浴室などの危険な場所から
バリアフリー工事を検討する際は、転倒や事故が起きやすい場所から優先的に進めるのが基本です。
特に、屋外と室内をつなぐ玄関の段差や、水で滑りやすい浴室・トイレなどは注意が必要なエリアと言えます。
手すりを1本設置する、足元を滑りにくい素材に変える、出入り口を引き戸にするといった部分的な改修だけでも、日々の移動に伴う身体への負担を大きく軽減できます。
■将来の変化に対応できるゆとりのある空間づくり
将来の生活の変化を見据え、移動のしやすさを意識した間取りの工夫も大切です。
廊下の幅を車椅子でも通れる広さに確保しておくと、将来的な介護が必要になった際にも柔軟に対応できます。
また、最初から大掛かりな工事をしなくても、あらかじめ手すりを取り付けられるように壁の補強だけを済ませておく方法も有効です。
必要に応じて段階的に改修を進めていくことが、無理のない家づくりにつながります。